キャンプとは

キャンプは、もともとは人里から離れた場所を旅する場合、夜間に休む(野宿)手段として行われていました。水場付近の木々で火をおこし、調理したり、暖をとったり、野生動物を遠ざけたりし、その場で得ることのできる木材や木々の葉で屋根を作ったり、岩壁の張り出しなどを天然の屋根として利用することもありました。このような、原始的なキャンプを行う人もいますが、現在では登山やツーリングなどを行う目的で、道具の総重量や点数など制限された中で工夫を凝らしてキャンプをする人も増えています。

ですが、登山やツーリングを行う人だけでなく、最近ではその魅力が一般人にも知られるようになり、広く行われ、今では通俗化したキャンプ場が登場し、特に夏場、賑わいます。そして、そのキャンプ場は、水道やトイレ、電源などが用意され、調理器具やテントの貸し出しを行っている場所もあり、初心者や女性でも抵抗なくキャンプができる様な 整備が整っています。ただ、整備されたキャンプ場では、施設が快適すぎていることや、テント同士が隣接しすぎていること、直火やキャンプファイヤーなどが禁止されているなどという事から、最近のキャンプ場は、純粋な野外活動としての魅力は半減するという人もいます。

現在の「キャンプ」とは、野外の活動を行い且つ便利・快適さも追求したいという人のキャンプと、多少不便でも大自然にどっぷり浸かり、世俗から遮断された環境に自分の身をおきたいという人のキャンプというように、二極化されています。